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金も無いけど暇も無い社会人2年生がお送りする自転車と釣りに関するうだうだ日記。

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Posted by naturum at

2011年05月04日

京都×NikonF3

GWはおとなしく家でゴロゴロしてましょう!

いやもうなんつーか人に酔いそうでした。
一泊二日で京都に旅行に行ったんですが…。

人、人、人。で全く持ってゆっくり出来なかった。
おまけに相方がホテルを舞鶴に取るというまさかの事態。

とにかく疲れた。

もうゴールデンウィークは家でゴロゴロしてましょう!

京都の街はそれこそディズニーランド状態で、
寺に入るだけでも数十分待ち。
メジャー処は一時間まちもざらでした。

先斗町の町並みもただの雑踏でした。

カメラの出る幕なしです。
一応ベルビア一本は消化しましたが…。
曇り空の下ではISO50は正直厳しかったです。
建物内にはいるとたちまち手ブレとの戦いになりました。


ハッセル持って行かなくて正解でした。

とまぁツラツラと書いておりますが、新緑がとても綺麗で
竹林なんかは福岡のソレとは全く違いましたし
知らない町にいるってだけでも楽しかったです。

これから帰って爆睡です。
明後日からはまた五ヶ瀬辺りに繰り出してやろうかと思います。  


Posted by stream727 at 21:52Comments(0)旅、通学

2010年12月26日

ブライダルフォトとクリスマス

同期の結婚式でした。

またまたでかいニッパチのレンズを振り回してきました。

強力なタングステン光下で四苦八苦しながら
ホワイトバランスと格闘しながらの撮影でした。

レタッチは最小限で済ませたかったのですが
ディスプレイでみると、やっぱり救済が必要な
カットが何枚も出てきました。
修行が足りません。
もっとライティングを勉強してスピードライトを
しっかりと制御しないと…。


今回はプリントしてアルバムに綴じます。
実はこの結婚式の少し前に僕が撮影を担当したカップルが離婚してしまいました。
これ以上寂しい事はありません。

撮った写真も祝福の気持ちも無に帰する訳ですから。

なので今回は写真が200年持つと言われるkoloのアルバムに写真を綴じる事にしました。
値はかなり張りますが、末永く幸せでいて欲しいという願いを込めました。

同時プリントで一旦全て出力した後構成を考えるという念のいれよう。

今回撮った中でベストショットに300mmの遠近感の圧縮を狙って新郎新婦の後ろ姿を
撮った一枚があります。

祝福を受けながら歩くその一枚を最後のページに収め、
構成を終えました。


一服するためにベランダに出て煙草に火をつけます。
集中の糸がきれたのか、メンソールが心地よく、ぼーっとしながら煙をはいた。

俺が幸せを享受出来るのは当分先だろうな…。

煙の先に、腕を組んで幸せそうに通りを歩くカップルを見ながら
そんな事を考えたクリスマスなのでした。  


Posted by stream727 at 16:24Comments(0)かめら

2010年10月11日

西区を離れて一人暮らしへ

いつの間にやら秋ですね。

御無沙汰です。
最近なんというか筆欲がわかず。
キーボードで文章を作るっていうのがとても億劫になったりで。
キーボード叩くのがとてもしんどいというか。

渓流も禁漁期前に有終の美を飾ることなく終わってしまいました。
13年間で初めてじゃないかな。禁漁前に釣り行かなかったの。

そんな感じで忙しくも夏がゆるゆると過ぎていったわけです。
でも今年の夏は充実してたなぁ。ホント色々と。


今さら書くのもアレだが、室見川河川敷で行われた灯明祭りへ繰り出した。
夜間撮影と言う事もありD90に35mmF2Dをセットして持ち出す。
広角レンズで風景なりに撮ってみても、大して面白い画にならんかろう、
と言う事で35mm単焦点一本で攻めた。


絞り:f2  SS:1/13秒  ISO:1600

AEを使わずにマニュアルで。
よく1/13秒で手ぶれ起こさんかったな~と自画自賛したり。



撮影データ:同上
こっちはブレブレ・・・。
自信を一瞬にして打ち砕かれた。

とにかく幻想的です。
こんな素晴らしい祭りが室見川で10年もやっていたなんて、
恥ずかしながら西区民、今回が初参加であります。

ちなみに浦島太郎やはなさか爺さんを灯明で書いていたものもありましたが、
ど~もこのおとぎ話シリーズは今一つ。

「あ~そうなんだ!」

の一言で終わる。
取りあえず幻想的な灯を楽しみましょう!


さて、そんな10年やってる祭りすら行った事が無い西区民ですが、
今月いっぱいで西区を離れます。俗に言う独り暮らしです。
金は一気に無くなりますけど、まあ自由気ままにやれるので
良いかな、と。

なぜか南区民になりますが、天神には近いので

・難民キャンプ(終電を逃した人のために)
・アヤシ収容所(コイツ専用ってのもな~・・・部屋で吐いたらぶっ〇しますんで(´ω`)
・食堂(食生活が乱れた同期、後輩の皆さまへ)
・ライダーズハウス(旅人の宿)

そんな使い方をされそうな予感がプンプンしますが、
みなさんどうぞお気軽に遊びに来てください♪


西区ともお別れですね。
車が無いので当分サーフィンと釣りは出来なさそうだ!
しばらくは写真に磨きをかけるか!  


Posted by stream727 at 23:25Comments(5)かめら

2010年08月02日

サヨナラCOLOR

弾いてます。

ちかっぱ弾いてます。

サヨナラCOLORを。


会社の後輩たちとスタジオ行ってきたんですが、
先輩イントロ練習しすぎてサビを覚えていないという大失態をやらかしました。

;´・ω・`ノ"   ゴメン・・・

なんとかなるやろ、と思っていたらどうにもなりませんでした 鬱。

まあ、先輩と言う事で大目に見てあげてください。


でも凄いね、スタジオって。

人生初スタジオだったんですが、ずっとアコギをやっていたせいか、
アンプとか全く無頓着だったので訳分からず。

後輩にバンド経験ある子がいたので良かったですが、
一人だと多分右往左往してたでしょう。

30分という短い時間でしたが自身のスキルの無さを痛感した一日でした。


このスタジオの後にお客さんの訪問が入っていたため、実はスーツ着てましたが・・・・。
ギター抱えて天神の町を闊歩するのはちょっとアレですね。
タダものじゃない感じですね。
実際バリしゃばいんですけどね(博多弁でしょうもない、の意)

オフィスで仕事をあらかた終え、周りに誰も居ない事を確認して、
少しおさらいをと思いサヨナラCOLORを弾いてたら同期が入ってきて
「なにになりたいの!?」という強烈な突っ込みを喰らいました。

何になりたいとかではないんだがなあ・・・。



そんな土曜日と対照的なダラダラしていた日曜日。

仕事すりゃよかったなあ・・・。
明日が大変だ!  


Posted by stream727 at 00:10Comments(8)ぎたあ

2010年07月19日

梅雨明けと仕事と海と

遂に梅雨前線が撤退しましたね!

金曜18:00頃にお客さんを訪問。
窓から見上げた空は今までの様な雲の低さは無く、高い空と雲に夕日の色が付いていた。

「明けたな!」と思い、夏の到来にワクワクしてしまった。
夏の到来が営業にとって地獄である事を、あえて伏せながら。

土曜日は2社のお客さんを訪問し、合計4店舗の写真撮影をこなした。
スケジュールがかつかつで、まるで良い写真が撮れなかった。

結婚式場での写真撮影はスタッフさん自体がスケジュールで動いているため、
とにかくギリギリの中での撮影。なんとか使えそうな写真が撮れたが、
最近フィルムばかりでデジタルを使っていないせいか、D90の操作にてこずった。

次のお客さんは3店舗を行脚して撮り歩いた・・・のは良いけど15分刻みのスケジュール。
光の角度も何も考えさせてもらえない。撮影が終われば全力疾走で次の店舗へ。

オフィスに戻り、ネットワークが切れる10時までに写真を急いで加工し、
サムネイル化してお客さんへ送信。
また広告制作から「テメエで加工するんじゃねえ」とか言われるんだろうな・・・。

アスペクト比も保持してファイルサイズが巨大化しないように小さくしてるだけなのにね。
何に不都合があるのか皆目見当もつきませんよホント。

アンダー気味の写真を明るく補正するように指示したら、
明らかに簡易ツールの「明るさ」タブだけで補正したような写真になってたし・・。
まだ自分でピクチャーマネージャーを使って補正した方がマシだなあ、と。
2~3分もありゃ出来るしね。


送信を終え、ふーっと一息ついたらそのまま意識が消えた。
眠いとかいう予兆がまるでなかったので、時計の針が11時を回って起きた時は驚いた。
眠りに入る前の記憶がまるでないため、一瞬にして寝たようです。
あるいは意識消失?

どちらにせよ今週は大雨で電車のダイヤが乱れ、仕事のスケジュールが狂いに狂った一週間でした。
さすがにハードすぎたのかな。


早速今日サーフィン(波全然なかったけど・・)行って海の上から夕日が落ちるのを眺めてました。
幸せな瞬間です。


明日は釣りに行こう。


海と山に癒される、そんな週末。
久しぶりに2日間しっかり休める幸せをかみしめております。  


Posted by stream727 at 00:13Comments(3)かめら

2010年07月13日

アイレベルで見た沖縄

書きかけの日記をどうしようかと思い今に至る。


1週間半も前の事。


一泊二日分の荷物とカメラ機材を担いでゲートを出ると「めんそーれ」の文字が出迎えてくれた。


梅雨が明けた沖縄は暑い。


空港を出て一服しているとあっという間に汗が出てきた。
喫煙場所が室内じゃない事を呪いながら煙草の火を揉み消し、
レンタカー屋が手配するバス乗り場へ向かう。


頬がこけた色黒の顔にナス型のサングラス、
かりゆしを着て草履をつっかけた運転手からはちょっと訳ありなオーラが漂っていた。

運転手に促されて前席の補助席を出し、カメラバックを抱えるようにして腰を下ろした。


今回の旅はフィルムで記録しようと思い立った。
ハッセルブラッドにプラナーT*CF80mm。NikonF3にニッコール35mmF2Dを持ち込んだ。
フィルムは120が160NC、リアラエース、T-MAX、デルタプラス。
135はトレビ、ベルビア、ネオパン、トライエックス。

保存性という面で物理的に手元に残るフィルムは思い出を残すのにうってつけだ。
デジタルデータはマウスのクリック2つで消滅する。
この旅を「残す」意味で今回はフィルムを選んだ。


沖縄が梅雨明けしたと聞いていたので晴れた空を期待してリバーサルを。
生の沖縄を撮りたくてモノクロを。


ただし実際はそうも上手く行かなかった。


旅のスピードにハッセルはついていけなかった。
露出決定は目測。
いちいちF3をセッティングして測光する時間が無い。
AEブラケットという機能がいかにカメラを進化させたかが分かる。

土砂降りの福岡に帰福し、albusで現像した。

結果は惨憺たるもので
日中まさかの露出アンダー連発。
目測だったが、まさかアンダーで外すとは思わなかった。
デジタルデータにいったん興してもらったが、
トーンジャンプが見られ、プリントマンが必死でネガを救出しようとした形跡に
「申し訳ないな」
と思った。

唯一後輩二人を国際通りで写したものはしっかりと露出が決まっており、
その画面全域に渡って破綻の無い画質の良さ、解像感、色乗りの良さに、空気感。
どれをとっても圧倒された。
なんか知らないおっさんが写っていてフレーミングは最低だったが・・・。
中判カメラの凄みとカールツァイスの実力を思い知らされる。
ちょっとノスタルジックな色合いになるのは御愛嬌か。


135のF3は順調そのものだった。
AEがあるから当然と言えば当然だ。
ただ引き伸ばしてみると軸上色収差が見受けられた。
しかも画面の中央付近で・・・。
AF-SはEDガラスとか使ってなかったっけか。
単純に凹凸だけで色消ししてるんやろうか。
強光線下で背景に緑の草木、中央付近にハイビスカスを持ってくれば
さすがに起きるのか。

光学系は難しすぎる。




こんな沖縄から突然日常に戻り、余りのギャップに面喰ってしまった。

帰福して一週間後に糸島の海へ。
風が強く、波は高かったが、凄まじいカレントにあっという間に岩礁帯へ引きずり込まれそうになった。
同行した幼馴染はアウトに出ることすらできなかった。

まるで真冬の日本海のような曇り空に気が滅入る。
日は長いがみる間に空が暗くなった。

海から上がり水をかぶって着替える。
潮風に乾燥を任せて、僅かな残照を残した海を見ながら煙を吐いた。

沖縄だろうが、糸島だろうが、どこであろうと海は良い。
サーフィンも、もう少し板に乗れれば楽しいんだけれど
なかなか上手くいかない。



福岡の梅雨はまだまだ続きそうだ。  


Posted by stream727 at 00:00Comments(0)旅、通学

2010年06月14日

人の無限ループ

友達とその彼女とその彼女の同じ職場の後輩と同期の子と
その同期の子の彼氏とその彼氏の友達が参加した飲み会だった。

ほとんど知らない人たちばかりの飲み会。
もっと大人数でパーティーのような形式なら分かるが、
7人と言う比較的アットホームな人数での飲み会。


途中参加した僕は一体どうなるかと思ったが、
とても楽しかった。


ちなみに友達の彼女と同じ職場の同期の子の彼氏が、
以前飲んだ事がある僕の後輩の友達の友達と同じ職場だった事に驚いた。


そしてこの友達の彼女と同じ職場である同期の子と、その同期の子の彼氏は
前述した僕の後輩が昔付き合っていた女の子が働いている結婚式場で式を挙げるそうだ。


しかも友達の彼女と僕の後輩が昔付き合っていた女の子は昔高校が一緒で面識があり、
友達の彼女と僕の後輩は同級生だったという。


世の中狭すぎる。


このメンバーは僕も含めて2日前に突然招聘された。
運命のいたずらとは言い過ぎだろうが、経済学で言う「神の見えざる手」的な何かを感じてしまった。


面白すぎる。


丁度ハッセルブラッドを持っていたので今度式を挙げる
友達の彼女と同じ職場の同期の子とその同期の子の彼氏を撮影した。


今までに何組かのカップルを撮影してきたけれど、
この2人は不思議とお互いの距離感が良い。

2人が纏っている空気がカップル独特の濃いものでは無く、
爽やか~な感じでもあるが、かといってドライすぎるわけでもない。


きっと上手く行くカップルってこういう人たちを言うんだろうな~


そんな事を考えながらピースをした友達の彼女と同じ職場の同期の女の子に


「ピースはカッチョワルイ!」と指示。
「2人とも目を合わせて何かしゃべって!」と指示。


はにかみながら「しゃべるって何を?」とお互い相談している所で
シャッターを押した。

露光は目測。


「ミスったらごめん」


と保険を掛けておいた。
突然の撮影で慌てていたため、絞りもSSも考え抜けなかった。


けれども内心、不思議と失敗した気がしない。


こんなに偶然が重なったんだ。
きっと写真も上手く撮れてるさ。と。


ここ2年、結婚式の度に他人の幸せを切り取ってばかりいたら、
いつのまにか自分の幸せを考える事が出来なくなってしまった。


幸せってなんだっけか。


ハッセルブラッドのファインダーをのぞきながら思った。
はにかむカップルを前に己の幸せを自問自答してみたが、
答えが見つからない。


シャッターを押してブラックアウトしたファインダーから目をそらして思った。


今の俺の幸せはハッセルブラッドで他人の幸せを切り取る事が幸せだ、と。


端から見れば僕は”不幸な他人(ヒト)”にしか見られないだろう。その自覚は十分にある。
もしかすると強がっているだけかもしれない。


現像が終わったら少し大きめに引き伸ばしてメッセージと名刺を添えて(この機会に営業だ!)送ろう。
皆だれもアドレスを聞かなかったから、友人の彼女か後輩のどちらかに手渡さなくてはいけない。


もうネガごと渡そうと思う。このカップルはハッセルノッチ(ハッセルで撮ったことを証明する切れ込み)に
気付く事も一生ないだろうがいつかどこかでネガから焼き増しする機会があれば、
その時に現像屋さんが気づいてくれると嬉しい。


一期一会。


でもまたどこかで会う気がする。



そんな人との無限ループの中で生きていると実感した土曜日だった。





何となく猫の写真でも掲載。  


Posted by stream727 at 01:34Comments(0)殴り書き

2010年05月31日

ハッセルブラッドと海とサーフィンと

今シーズン初の海へ。先輩と後輩と3人で行ったわけだが、まあとにかく気持ちよかった!

むちゃくちゃ疲れましたけど・・・。


プッシングスルーをする腕力すらなくなっていることに愕然。
今こうしている間も全く両腕が上がりません・・。
半年離れるだけでこげん違うもんですか。

波はよく上がっていたけど、暴れていてもみくちゃにされただけだった。
それでも何度か波に乗り、板に立とうとしたがやっぱりスピードが足りないのか、
板が沈む。

もっと重心が前なのかなあ・・・。

試行錯誤です。



さて後輩を送りがてら大宰府へ。
ハッセルとF3体制で挑んだ。

つか最近この2台しか使っていない。
デジタルを使おうと思わない。
デジタル全然面白くない。


ヨドバシにてブローニーフィルムをい大量購入。
D76を購入し、次回現像に備える。



さて、こうしてる間にも眠くなってきた。
明日は月末だ。

死なない程度に頑張ろう!!















  


Posted by stream727 at 00:35Comments(0)かめら

2010年05月15日

憧れは現実へ

今手元にあるこのカメラは特別だ。
触れるだけで背筋がピッと少し伸びる。

オートフォーカスも露出系も無ければデジタルでも無い。

そのカメラとは...



HASSELBLAD 500シリーズ



最初に出たモデルから特に大きな変更無く40年近く
生産された名機だ。
カールツァイスのレンズを装備し世界中のスタジオカメラマン、
風景写真家から絶大な支持を得ていたらしい。
またアポロ計画で月に行ったことでも有名だ。


僕の中では憧れだった。
この手のクラスのカメラにローライフレックスやライカが挙げられるが、
ローライフレックスはレンズ交換ができない事、
ライカにはなぜか魅力を感じず(投機対象になっているのが一因かもしれない)
このスウェーデン鋼を纏い何よりもツァイスのレンズを装備している事、
またこのカメラで撮った写真を見るにつけ、「いつかはハッセルブラッド」と
思うようになった。



左右逆像のファインダーにまだ慣れない。
中古でワンセット18万円。シャッター幕(?)が上手く動かず一度点検と整備に出したらしい。
製造ナンバーにSSの文字があったので、2000年製造だ。
後に表記するレンズの諸問題を鑑みても503CWでこの価格はちょっとびっくり。
値切ったからなあ・・・。ごめんカメラ屋のおっちゃん・・・。



こういった形でカールツァイスのレンズを所有する事になるとは夢にも思っていなかった。

中古品で外装にだいぶ傷がある。
ヘリコイドも重く、露出とSSの表示がどうやら1段ずつずれているから前のオーナーが
自力でオーバーホールしたのかもしれない。
ただレンズは至って綺麗でシャッターもしっかりと動く。
まあ表示が一段ずれている時点で操作性能を大きくスポイルしてはいるが・・・。
この状態でも5万円位だから、いかに中判カールツァイスのレンズが高いかが分かる。


今中国人がどんどん日本国内の中古カメラを買い占めているという。
日本人もかつてはそんな風にカメラを買い占めていた時期があったそうだ。
他人の事を言えない立場ながら、この状況はちょっとさびしい。

今手元に置かなければ後悔する事は目に見えていた。


比較的安いCMでもよかったが、今後長く使う事を考えCWを購入した。


閉店後まで決断を下せなかった僕にカメラ屋のおっちゃんはストラップを差し出した。
ハッセルブラッド純正のストラップだ。ステッチ切れもなく綺麗だ。
中古市場でも1万円はするだろう。
タダで付けると言う。


「フィールドに出てこのカメラをしこたま使ってこい!」
と言われているような気がして、決断を下した。


時刻は既に9時になろうとしている。
おっちゃんは最後に「CXと同じ値段になっちゃったなあ」と少し寂しそうに呟いた。

  


Posted by stream727 at 11:36Comments(2)かめら

2010年05月05日

釣りと旅と時々写真

もともとはGWを利用して東北辺りの釣行を計画していたが、
情報を仕入れるうちに雪代でどうやら釣りにならないのではないか、と思い断念した。
このユキシロの存在はフライフィッシングをする上で知ってはいたが、
雪のほとんど積もらない北部九州では全く無縁のもので、ほとんど考慮していなかった。


目を九州に戻し、折角だから一級ポイントへの釣行を計画した。
全国的に見て有名どころは宮崎県の五ヶ瀬川か椎葉、熊本県の下梶原だろう。
下梶原は昨年行っているし、椎葉地区の不土野川も経験があるから五ヶ瀬川水系の
水質が良いと言われる支流、日之影川を釣る事に決めた。


五ヶ瀬川の出会いから上流にわたってこの水質が維持されている。
緑がかっているのはミネラルが豊富なのだろうか。


新緑がまぶしい。
ピクチャーコントロールをヴィヴィッドに設定してはいるが、見た目に近づけるために設定を繰り返しながら
何枚も撮り直した。ディスプレイ上でやや差が出たため、補正を加えている。



左側の新緑を出すために道路の先はやむなく飛ばした。
NX2があればこんな問題も無いのだろうけど、
今の我が家のマシンの状況ではおそらくNX2の負荷に耐えられそうにない。



タックルはオービスのウルトラファイン2#とセージの3100。フライはEHKと
釣りの方は順調で、ポイントからは必ずアタックがあった。
しかし解禁から時間も経っており、釣り人に余程イジめられたのか、かなりスプーキーだった。
何度かイイ型のヤマメがヘッドアンドテイルで食ったがかけそこなった。

渓相に合わせて普段使わないLLシステムで釣っていたから合わせのタイミングが取りづらかった。


ノーファインダーで撮ったら顔に影が・・。
補正でなんとか暗部を持ってきた。



日がくれてきたため脱渓して車まで戻り、下流に移動しようとした。
運転しているうちに眠くなってきて、道路のラインを外す。
俗に言う居眠り運転だ。
高速道路ならまだしも、車1台がやっと通れるくらいの山道ではまずいので、
路肩に停めて仮眠を取ることに。

思えば昨晩一睡もせず車を走らせ、入渓してからは飲まず食わずで夕方まで釣り上がっていたので
体力の限界だったのかもしれない。あっと言う間に仮眠ではなく深い眠りに落ちた。



目を開けると辺りは暗く、既に帳が下りていた。

本当はもう一泊して釣り続ける予定だったが、
この状態では連続釣行は不可能と判断し帰路に着く。





高千穂まで車を走らせ、温泉に浸かった。
妙に塩素臭く、どちらかと言うと共同浴場の様な所だったが
疲れた体をいやすには十分だ。
あまりのんびりと出来なかったから、風呂はゆっくりつかり
上がってからはすぐに出発した。

車を走らせ、阿蘇の南側を抜ける。
軽快なワインディングが続き、飽きない。

眼下に阿蘇の町の夜景が見える。

一気に熊本市まで抜け、高速道路に乗る。
渋滞は皆無で快適に福岡まで帰ることができた。

  


Posted by stream727 at 08:02Comments(2)フライふぃっしんぐ